わさび専門店が作る本物の山葵
わさび屋さん登場!
わさび屋さんは岐阜県の少し標高の高い所(標高200m以上)、郡上市にあります。
近隣にはたくさんのスキー場や、数々の鍾乳洞が点在しており、観光地としても賑わいがあるエリアです。そんな鍾乳洞の一つ蛇穴鍾乳洞(旧郡上郡和良村)の清流でわさび屋さんの山葵は育てられています。
蛇穴わさび
わさび屋さんの山葵は「蛇穴わさび」といいます。岐阜県郡上市和良町で栽培されている山葵で、「蛇穴【じゃあな】清水」の鍾乳洞の湧水を使用して栽培された山葵のことです。山葵は、日本人なら誰もが一度は食べる機会があるであろう昔からある日本の香辛料のひとつです。わさび屋(株)は郡上ブランドである郡上印の認定も受けています。
名水の認定
蛇穴鍾乳洞の清流は岐阜県の名水50選に選ばれています。その清流では数々のグランプリを受賞し、日本一うまいと言われる和良鮎が有名です。鮎の主食は苔ですが、良質の苔がこの清流では育つのです。同じ植物である山葵もまた良質のものが育ちます。
また、冷涼な水を好む山葵ですが、蛇穴鍾乳洞の水温は年間を通じて15度程度と安定していることも、山葵の育成に適した環境となっています。
わさびの生育環境
もう一つ大切なのが、日光です。
わさびの葉はあまり強い光ですと弱ってしまいますし、弱すぎると育ちが悪くなりますので、日射量や温度調整にも気を使います。朝日が良く当たり西日が射さない場所が山葵の生育に最も優れた環境ですが、当園はこの立地条件を満たす土地に作られているのはもちろんの事、こまかな日射量管理など、手間を惜しまず育てています。
わさびの生長
収穫までには苗の植え付けから2年前後を要します。
わさび屋さんでは、土を定期的に30㎝程度掘り起こし水はけがよくなるようにしています。水流も常に必要で、枯れ葉溜り等、ちょっとでも水流が滞るとあっという間に悪い影響が出るので、水の少ない時期や増水時は迅速に対応しています。
わさびって実は・・・
皆様がよく口にするスーパーで市販されているわさびの多くは、実はホースラデッシュという西洋わさびで、わさび屋さんが作る山葵とは品種はもとより、辛味やニオイ、甘さ等の風味が異なります。
わさび屋さんの山葵はネバっこさが特徴で、お蕎麦などによくマッチします。
今回のセットの山葵は50~60gのものを選択してお送りいたします。
サメ皮おろし付きのセットもありますので、キメの細かい山葵がお好きの方はこの機会にぜひお試しください。サメ皮おろしも郡上産です。もちろん大根おろしなどの家庭用調理具を使っても、おいしくいただけますヨ。
本物の山葵をぜひ一度お試しください。
わさび屋